2020年02月04日

昭和新山1 プロローグ

(01) 「畑の中から生まれた火山」「日本の国の特別天然記念物」「個人所有の火山」などと世界に知れわたった山を一目見ようと、今も、国内・外から多くの観光客が観光バスでやってくる。撮影場所は海抜約180mの駐車場。標高398m、高低差約210m、地下深くのマグマが顔を出した赤い山です。長い時間をかけ収縮し、数m低くなりました。
01畑の中から生まれた火山

(02) 70年以上たった昭和新山です。昔、修学旅行で見たという観光客は、異口同音に、「昔と変わらない」「緑はなかったはずだ」と言い、三松正夫氏がこの山を買い取った目的を、70年経った今の人々が表現してくれます。不確かな思い出に浸り懐かしみ、少年時代にタイムスリップさせてくれる山です。
0270年以上たった昭和新山

(03) この図は北海道伊達高等学校科学部(指導者・小松浩一教諭)らが、植生の回復として行った調査図をカラー化したものです。オオイタドリが、年とともに、少しずつ山頂に向かって生えあがっていく様子がわかります。
03オオイタドリ

(04) オオイタドリの雌です。生育し始めた昭和22年(1947年)頃から、伊達高科学部が調査を始め、1951年、1956年、1960年、1964年の4回にわたって記録しました。その熱意に頭が下がります。
04オオイタドリの雌

(05) 洞爺湖有珠火山マイスターらは、高校生のこの調査に元気づけられ、特別な許可をいただき、植物調査チームを編成し、これに地元の「NPO法人・森ネット」の専門家を加えた調査を始めました。
05昭和新山植物調査チーム

(つづく)

posted by 忍ちゃん at 14:22| Comment(0) | 昭和新山の生き物