2019年09月25日

石ころ物語〜川原の石ころ2

76. 石ころ拾い

わずか100mの範囲の川原で石ころ拾いを楽しんだ。興味は色とりどりの石ころだ。専門家は、色よりも結晶が重要だと言うが、初心者には色が魅力で夢中にさせる。
76色が魅力

77. 白色系1

これは軽石だ。マグマに含まれる発泡性のガスが、圧力が小さい地表に達すると発泡し(地球内部は圧力が大きい)、それが筋となって残る。この筋は、発泡のガスが激しく噴出したことを示している。
77 白色系1

78. 白色系2

同じ白色でも硬い。発色は陶芸の釉薬で考えると分かりやすいと思い本を読んだ。すると含有量のレシピがあった。「焼成温度1060℃〜1080℃ 二珪酸鉛70%、長石20%、酸化亜鉛5%、カオリン5%(ケイ酸アルミニュウムを含んだ粘土)、酸化錫少し」。複雑で単純ではなさそうだ。
78白色系2

79. 赤系1

赤系は多い。地球は鉄の惑星と言われているように、それを裏付けている。この石ころには白い小石?結晶?が付いていた。固まる時に巻き込んだのか、それとも単独で結晶化したのか。
79赤系1

80. 赤系2

石ころを割ったその断面だ。層になっている。しかもその層も細かく変化していて単純ではない。固結温度のせいか、圧力のせいか、含まれる物質のせいか。
80赤系2

81. 赤系3

円礫を割ってみた。表面の色と内部では異なっているし、内部には穴が開いていた。固結すると収縮するが、周りが固結するのが速く空洞ができたのだろう。
81赤系3

82. 赤系4

鮮やかな赤と、緑・青系の鮮やかさに驚く。石になる固まり方が6通りある。@マグマが固結した石ころ、A湖や海底に大小の岩石のかけらが堆積して圧縮された石ころ、B海底に生物の遺骸が堆積した石ころ、C海水中にある成分が化学的に結晶化・沈殿してできた石ころ、Dこれらの石ころが大きな圧力を受けて変化した石ころ、Eあるいは、熱で変化した石ころ。
82赤系3

83. 赤系5

硬い。これも青系が混じっている。
83赤系5

84. 赤系6

同じ赤系でも、硬さが違う。石の硬さは「硬度」で表すが、なぜ、硬い石ころと柔らかい石ころがあるのか、あまり説明されない。石ころはみな硬いと思っているが、そうではないのだが。
84 赤系6

85. 赤系7

鮮やかな赤だ。白い筋が入っている。「脈」というそうだ。マグマが冷えて収縮すると、同じ鉱物ごとに集まって割れ目ができる。そこに、他の色々な成分が入り固まってできたものだ。磨いたら宝石のように輝くかもしれない。
85赤系7

86. 赤系8

鮮やかではないが赤い。これは赤系の中で最も硬そうだ。白い色の鉱物が混じっている。
86 赤色系Aレッドチャート

87. 赤系9

赤系というよりは桃色だが、キラキラと光が反射して綺麗だ。微細な鉱物の劈開(へきかい)面が反射しているからだ。
87桃色系008-1 5cm

88. 青系1

鉱物の結晶が大きく、層になっている。割れやすい。ゆっくり固まったようだ。釉薬のブルー系では、コバルトやマンガンを微量に入れると発色するという。しかし自然界は、そんな単純ではないはずだ。
88青系1

89. 青系2

鮮やかな青だ。硬そうだ。結晶は大きい。これもゆっくり固まったのだろう。
89青系2

90. 青系3

鉱物の結晶が大きい。結晶と結晶の間に水が入りやすく、だから風化しやすいのだろう。
90青系3

91. 黒系1

風化し、溝ができている。
91黒系1

92. 黒系2

黒系1よりも鉱物が大きい。これは黒系1よりも深い所でゆっくり固まったことが分かる。
92黒系2

93. 緑系1

風化した緑色の石ころを見つけた。青系以上に見つけるのは難しい。
93緑系1

94. 緑系2

磨かれた緑色の穴の開いた石ころがあった。3cmと小さい。緑色の石基に小さい石ころのようなものも見える。穴は、そんな石ころがとれてできたようにも見える。固まる時に巻き込んだのだろうか。
94緑系2

95. 緑系2

よく見るとミリ単位の水晶があったのだ。この石ころは、地下深い場所でゆっくり時間をかけて固まったのだろう。
95緑系2

posted by 忍ちゃん at 17:55| Comment(0) | 石ころ物語