2019年05月27日

石ころ物語 地球岬の石ころ(1)

42. 「森ネット」主催の地球岬の『花の観察会』が行われた。室蘭・地球岬は、2017年11月25日に「ブラタモリ室蘭」で紹介された。船に乗り沖から見たのがこの映像である。登場した山岸宏光・北海道総合地質研究センター理事は、「地球岬は火山の頂上に当たる」と指摘していた。
42地球岬は火山の頂上

43. その山頂がこの写真である。前の写真の大きな岩は、1000万年前、水中火山が噴出した時にできた「水冷破砕岩」で、大きな岩は、最後に出てきた岩脈で、その後、隆起して標高100mの高さになったそうである。地球岬灯台が左の樹の間にかすかに見える。
43地球岬 水冷破砕岩

44. 鳥瞰的に観たのがこの図である。海面下で水冷破砕した地形は、その後、長い年月をかけ隆起し、始めは数個の島が顔を出し、やがて、多くの島が姿を表わし、それらがつながった陸繋島だというのだ。そして、海の砂が堆積し、遂に、北海道の大地とつながったのである。この半島を絵鞆半島(えともはんとう)と呼んでいる
44地球岬 鳥瞰図 

45. 岬の先端に歩いて行くと、石ころがわずかにあった。この半島も岩脈がいくつもあるというし、水冷破砕岩であっても柱状節理になるというから、判断が難しい。
45地球岬の石ころ

46. 、47 手に取りってみた。割ってみた。水冷破砕の第一人者・山岸宏光氏は、水冷破砕しても熱が保たれていればゆっくり冷えるので柱状節理ができる(水冷破砕溶岩)と言い、ここはその様子が分かるそうである。
46地球岬の石ころ
47地球岬の石ころ

posted by 忍ちゃん at 17:27| Comment(0) | 石ころ物語