2018年12月12日

ヤナギ物語エピローグ ヤナギを見続けて

164. 「ネコヤナギだ」がスタート

2014年4月29日、有珠山の「山開き」の時、女性グループとすれ違いざま、「ネコヤナギだ」「綺麗だね」と言って通過したその場所にヤナギがあった。

「エッ、こんなところにもネコヤナギが?」と疑ったことがこのシリーズのスタートとなった。
164 有珠山 バッコヤナギ

165. ネコヤナギとの出会い

花の名前を覚えるのが苦手な私がなぜ疑ったのか、もう一つの理由があった。以前、「ヤナギを見分けるのは素人には難しい」を耳にしていたからだ。ネコヤナギをこの目で見付けようと好奇心に火が付いたのである。
165 ネコヤナギの開花

166. 葉が決め手

やがてネコヤナギに辿りついた。長流川約3キロ半の周辺でわずか1株(♂)。葉が決め手だった。そしてネコヤナギの写真とそれにまつわる物語ができた。好奇心は広がり、ヤナギ物語21回シリーズと168枚の映像を発信することができた。
166 ネコヤナギの葉の裏

167. ネコヤナギの不滅の生命力

2018年4月、ネコヤナギに事件が起きた。ショベルカーによって土砂がかぶせられ埋もれてしまったのだ。しかし、絶望と思われた7月14日、土砂の中からネコヤナギが息を吹き返したのである。驚きと感動である。
167 ネコヤナギ不滅の生命力

168. ヤナギの人生にも目を向けてください

ヤナギ類は、早春の白い絹毛で人々を魅了する。ウンリュウヤナギはねじれた茎が花瓶に挿され、シダレヤナギは街路樹で漂う。コウリヤナギは行李の材料として、そして川沿いのヤナギ類は、遥か昔のアイヌモシリでイナウの大切な役割を担ったのである。

人間の日常生活に溶け込んだ「ヤナギ」。「素人でも何とかなりますよ」が私の答えである。一年間、お付き合いをありがとうございました。
168 日常生活に溶け込んだ「ヤナギ」

(おわり)

posted by 忍ちゃん at 19:17| Comment(0) | ヤナギ物語