2017年07月29日

生きよ!クロマツA

8.  「開拓記念館庭園」(仙台・亘理藩伊達邦成造成)で樹木調査 
2005年8月、北海道伊達市「開拓記念館庭園」(仙台・亘理藩伊達邦成造成)で樹木調査が行われた。その中にクロマツ3本があった。樹高19.53m(胸高幹回り293cm直径93cm)、同15.99m(同167cm同53cm)、同18.07m(同282cm同90cm)である。昨年の台風でその一本18.07mが倒壊した。
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9. 記念館庭園のクロマツと砂州上のクロマツとは同じ種?  
切断面の年輪数は100余本。中心部を合わせると推定樹齢150年ということらしい。牧野植物図鑑によると「クロマツは樹高40mになる」とある。北海道樹木図鑑では「樹高10m」である。だからなのか、クロマツが街路樹や庭に植えられている。記念館庭園のクロマツと砂州上のクロマツとは同じ種なのだろうか。
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10.    護岸工沿いの次世代のクロマツ
クロマツの人工林のそばに次世代のクロマツが30数本生えている。
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11.    発芽2011年春
樹齢を調べてみると、2011年春に発芽した6年ものが最も多い。人工林から散ったクロマツの種子は、何十年も前からこの地に不時着しているはずである。2011年春は、発芽に必要な環境が整った年ということになる。なぜ2011年なのだろうか?
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(つづく)

posted by 忍ちゃん at 10:06| Comment(0) | 植物

2017年06月25日

生きよ!クロマツ@

1.    クロマツ人工林
私のフィールドの一つ河口砂州上から眺めたクロマツの人工林である。見事である。野鳥らの訪問も多い。海岸を好む常緑樹なのだが、樹高が10m程度にしかならないので庭園・公園・街路樹に植えられてしまう。『カモメドリ クロマツ 岩礁海岸・・・』と歌われるように、クロマツは海岸が似合うのだ。

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2.    厳冬とのたたかい
だから人々はクロマツの本当の生きざまを知らない。厳しい北風をもろともせず、自らの姿勢を変えながら生き抜いている。

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3.    河口砂州のクロマツ
この人工林から約200m離れた所に河口砂州がある(北海道伊達市長流川二級河川)。タネは南風に運ばれ毎年この地に着地するが、5〜6年前(2010年か2011年)、ようやく根を張ることに成功し、2015年の春、私に発見されたのだ。

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4.    10年前の同じ場所
10年以上前から河口を見続けていたのだが、クロマツの萌芽には気づかなかったのである。クロマツの発見によって、『見る物を見なければ何も気づかない』ことをクロマツに教えられた。

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5.    6株のクロマツの子孫
この小さな砂州には6株のクロマツが息づいていた。写真は4年目を生き抜こうとする約20pのクロマツ。赤茶けた葉を落している。さて、今年も(2017年6月)生き続けられるか。

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6.    パイオニアツリー
まだ冷たい北風が吹く砂州上にナツグミとクロマツが見える。この砂州のパイオニアツリーである。昨年、海岸近くで、ナツグミの1株を見つけた。ナツグミは合計3株となった。

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7.    命を落としたクロマツ
昨年、北海道はいくつもの台風が通過した。この砂州も、強風と共に増水した泥水に襲われた。1本のクロマツが犠牲となった。テンキグサがクロマツを追い越し、高さ20pのクロマツは日影となった。無事夏を生き抜けられるか。生きよ!クロマツ。(つづく)

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2017年06月11日

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posted by 忍ちゃん at 10:38| Comment(0) | 植物